嫁の母親にEeePC+イーモバをプレゼントした
嫁さんの母親にすい臓がんが発見されました。すでにかなり進行していて手術で切除はできない状態とのこと。投薬で押さえるしかないそうです。
闘病生活が短期になるにせよ長期になるにせよ、周囲の負担は相当のものになるでしょう。嫁さんも今は一時的に実家に帰って家の手伝いをしています。
ちょうど読んでいた「グランズウェル」という本に、アメリカのがん専門病院MDアンダーソンが、がん患者のプライベートコミュニティを立ち上げた話が紹介されていました。患者がコミュニティに入ってどのように救われたかという話は直接は書かれていませんでしたが、似たようなケースでのネットコミュニティの効用は繰り返し紹介されていました。
グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略 (Harvard Business School Press)
- 作者: シャーリーン・リー,ジョシュ・バーノフ,伊東奈美子
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2008/11/18
- メディア: ハードカバー
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嫁の母親はインターネットやPCにはまるで縁がなく、これまで全く触ってこなかった人ですが、インターネットのがん患者のコミュニティで様々な会話をすれば、多少の励みや癒しになってくれるかもしれません。ちょうどネットブックとイーモバイルの格安セット販売が行われていることですし、これを一式プレゼントするのは悪くないアイディアに思えました。
さっそく嫁に電話して、彼女にPCをプレゼントしようと思うのだけどどうかと打診したところ、本人はやってみたいと言っているとのこと。即効でヨドバシでEeePC 1000Hとイーモバイルのセットを買って送りました。慣れないPCで苦労はしているようですが、アメリカにいる彼女の姉と早速Skypeで会話したそうで、まずは役に立ってくれているようです。
近年コミュニケーションコストが劇的に下がっているのは、ネット業界にいると肌で感じていることで、もはや当たり前の空気のような感覚だったのですが、通信技術やコンピュータ技術の発展が、ごく普通の人の人生をすごく豊かにしてくれる場合もあるのだなと、改めて認識しました。
これを読んだ方で、もし良いがん患者コミュニティをご存知の方がいらっしゃいましたら、ご紹介ください。