「HHKB ユーザミートアップ vol.2 with 東プレ」はきっと面白いイベントになる

昨年9月に「HHKB 20周年記念 ユーザーミートアップ」というイベントを開催しました。

hhkbmeetup.peatix.com

なぜかこのイベントの運営側に入ることになり、モデレーターとしてセッションの構成や、当日の司会などもろもろのお手伝いをしました。その辺の話はいしたにまさきさんにチャットインタビューを受けて MODUL.JP の記事にまとまっています。

modul.jp

上記の記事中で

小山:次回の話は決まってないので、そこについては何もないです(笑)

なんて自分でも答えていますが、思っていたより早く2回目が実現してしまいました。

それが6月5日(火)に開催される「HHKB ユーザミートアップ vol.2 with 東プレ」です。

hhkb2.peatix.com

今回は平日夜のイベントなので、私の作業的には前回ほど大変ではないのですが、まあやっぱり期待されているわけですよ、面白いパネルディスカッションを。

今回のパネルディスカッションのテーマは「高級キーボード」

今回はHHKBにとどまらない「高級キーボード」をテーマにするという事もあって、どういう座組みにすればよいかいろいろ考えました。前回のパネルは「HHKBからあまり大きく外れた人選にはしないで欲しい」というPFU側の要望もあり、HHKB を軸に据えた議論を盛り上げることができて、それはそれで面白かったです。

でもデスクトップPCの衰退という状況の中で、キーボードを取り巻く環境は、ものすごくマニアックに拘る派と全く気にしない派の両極に分かれていると思います。HHKB 好きな人たちも「拘る派」の一端を担っているわけですが、世間ではさらに尖った「自作キーボード派」と呼べる人たちの勢力が勢いを増しています。ここを議論に取り入れずして高級キーボードの現在と未来は語れないでしょう。

ということで、今回の第2部パネルセッション「高級キーボードの世界事情」では、以下の方々をお呼びすることにしました。

  • 松本 秀樹 (株式会社 PFU)
  • 持田 智彦 (東プレ株式会社)
  • ぺかそ@Pekaso
  • じゅにゃ@junya28nya

上のお二人は主催者サイドかつビジネスサイドです。

下のお二人の方々について軽く説明したいと思います。

まずはぺかそさん。

twitter.com

自作キーボード派に大きな影響を与えた同人誌「BUILD YOUR OWN KEYBOARDs [compiled]」を執筆された方です。

plustk2s.com

実は前回の HHKB ミートアップの際に、ぺかそさんが同人誌に HHKB について書かれた記事を C92 で見かけて登壇を打診したのですが、諸々の理由で残念ながら断られてしまった経緯があります。今回は自作キーボードについて思う存分語っていただきたく登壇をお願いしたところ、ご快諾いただいたのが個人的にも本当に嬉しいです。

もうお一人はじゅにゃさん。

twitter.com

物理フリックキーボードを実際に開発し、スイッチサイエンスで販売までされている方です。

じゅにゃさんご本人によるブログ記事はこちら。

キーボードを現在のキースイッチという枠組みにとらわれずに、もっと様々な入力インターフェースがあり得るということを実践、証明されているじゅにゃさんに議論に加わっていただくことで、面白い気付きがあるのではないかと楽しみにしています。

どうですか? なんかワクワクしてきませんか? 自分だけ?

前回もそうでしたが、パネルディスカッションは座組みが決まった段階で面白くなるかどうかが、8割方予想できることがあります。議論テーマの詰めはまだこれからですが、どういうセッションになるのか予測できるところとそうでないところがあり、どっちに転んでも面白くなりそうで本当に楽しみにしています。さらに会場からの飛び入りゲストも期待できそうで、そっちも楽しみです。

チケットはまだまだ発売中

「HHKB ユーザミートアップ vol.2 with 東プレ」は定員 150 名のうち、現時点で販売済チケットは 78。まだまだ余裕で買えます。キーボードに関する熱い議論に参加したい方は、6月5日の夜に六本木までいらっしゃいませんか?