Google Chrome Out of Beta Party

http://flickr.com/photos/koyhoge/3239618286/

1月29日(木) 19:30から渋谷のグーグル社内食堂で開催された「Google Chrome Out of Beta Party」に、ねごりんからご招待をいただいたので参加してきました。Adobe MAXの会場からこちらに直行したので結構早めに会場に到着したところ、最初は少なかった参加者が次々増えてきて、最終的には部屋がほぼいっぱいになるほど大盛況なイベントでした。


さて自分はFirefoxをメインで使っていて、Google Chromeは家マシンのほぼGmail専用になっています。GmailChromeで使うとFirefoxより2割くらい速い感じがしたので、そのままGmailChromeを使うようになりました。TabMixPlusやGreasemonkeyなど便利なExtensionに体が慣れすぎてしまっているので、なかなかChromeをメインに移行というわけにはいかないのです。


イベントでは10人くらいの人がライトニングトークの発表をしていました。(ドラ娘はなし)

http://flickr.com/photos/koyhoge/3238783061/

安藤幸央さんのプレゼンの最後に登場した「SIMON」の写真を見たとたん、思わず「懐かしい!」と叫んでしまいました。頭の中ではヒカシューの「20世紀の終わりに」が流れ始めたのはいうまでもありません。


http://flickr.com/photos/koyhoge/3239638500/

会場で、3月末で退職するid:kai3desuさんことカイさんと私とで「転職先募集中ブラザーズ」が結成されました。
先に転職先が決まった方が、もう片方に某カレーの会の飲み食い代をおごることになっています。ブラザーズと言いつつ真剣勝負なのですはい。


http://flickr.com/photos/koyhoge/3239637806/

ねごりん、お疲れさま!とても楽しい集まりでした。


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LOCAL DEVELOPER DAY '09 /Winterで喋ります

熱い活動を続けている北海道の地域コミュニティLOCALからお誘いを受けまして、「LOCAL DEVELOPER DAY '09 /Winter」でPHPIPv6対応について喋ることになりました。昨年のInternetWeek 2008や楽天テクノロジーカンファレンスで話した内容から、多少バージョンアップする予定です。


久しぶりの北海道で今から楽しみです。

IT Community Impact! インターネット中継のお知らせ

いよいよ開催が明日に迫りました「IT Community Impact! 〜世界を変える新たな潮流〜」。Internet Weekのプログラムとしては異例ですが、インターネット中継を行なうことになりました。


中継は、発表者の一人でもある荻原さん(id:i_ogi)にお願いしました。ustのチャンネルは以下です。

http://www.ustream.tv/channel/icopa

会場に来れない方は、ustのIRCチャンネルで議論にご参加ください。

IT Community Impact!というイベントをやります

11/25(火)〜28(金)まで、Internet Week 2008が今年も秋葉原ダイビルで開催されます。今回のIW2008では、id:hourin2さんよりお誘いを受けまして、プログラム委員としてプログラムの内容作りに参加しています。


私が関わっているプログラムは3つあるのですが、そのうち一番力を入れていて、自分でも楽しみにしているのが、11/25(火)に一日かけて開催される「IT Community Impact! 〜世界を変える新たな潮流〜」というプログラムです。


ここを読んでいる人にはもはや自明のことですが、IT勉強会カレンダーを見ても分るように、昨今は草の根小規模イベントがとても活発に開催されています。小規模とは言っても、先週末のCakePHPカンファレンスや札幌Ruby会議01のように100人を超える参加者が集まるのは、もはや珍しくありません。この活発さの源は何だろう? それぞれ活動している人は何を考えているのだろうか、ということをテーマにイベントを開きたいと思っていました。
ちょうど同じようなことを考えていた人は結構いたようで、id:hyoshiokさんを中心に勉強会勉強会が立ち上がったりして、イベント開催者の間の横のつながりも徐々にできつつあります。


そんな中でIW2008という大舞台で、コミュニティの運営や、勉強会そのものをテーマにして、丸一日のイベントを開催するのは、案外面白い試みなのではないかと思います。コミュニティの活発さは、中にいる人にとっては自明のことなのですが、なかなかそれが外の世界には伝わっていないように思います。そういう点でも、IW2008の箱でこのイベントをやることの意味はあると考えています。


わかってます、12,000円の参加費は正直自分でも高いと思います。IW2008というイベントの枠組みでは、半日6,000円、1日12,000円というのは決定事項なので、それを覆すことはできませんでした。こちらでできることは、せめてプログラムを面白い内容にに持っていくこと位です。


午前午後合わせて6時間分のセッションを作るわけですが、たくさんのテーマを設定して表層をざっと理解するような構成は今回はやめて、4つにテーマを絞ってじっくり議論できる形にしました。

1) ITコミュニティイベントの概要

最初のセッションは、回数を重ねそれなりに歴史のあるコミュニティに登場いただいて、これまでの流れを解説していただきます。またid:hanazukinさんをお呼びしてIT勉強会カレンダーについて喋っていただくのも見所です。

2) パネルディスカッション「地域コミュニティ」

  • 司会: 小山 哲志
  • パネラー:
    • 北海道LOCAL: 澤田 周
    • 日本PostgreSQLユーザ会 九州支部: 清末 直
    • KOF: 安田 豊
    • toRuby: 池澤 一廣

コミュニティ活動が盛んなのは首都圏だけではなく、日本の各地域もそれぞれ独自のやり方で活動を盛り上げています。数年前までは、地方のOSS系のイベントに行くと「人が集まらなくて大変」とか「コミュニティの核となって動いてくれる人が中々でて来ない」などの話をよく聞きましたが、最近ではその壁を乗り越えて上手く回り始めたコミュニティがいくつか出てきています。このセッションはパネルディスカッションとして、地域コミュニティが活発になった原因や、今後の問題点などをじっくり議論したいと思います。Ruby会議2008のライトニングトーク「toRubyでみつけた Rubyist人生再出発」で地域コミュニティのあり方を示していただいたtoRubyの池澤さんをお呼びできたのも、自分では楽しみなポイントです。

3) 運営をサポートするツール紹介

昼休みを挟んで、午後の最初はイベント運営をサポートするツールのセッションです。
イベントの中継になくてはならないustream.tvや動画アーカイブサービスについて荻原さんに、また技評の馮(ふおん)さんには、先日開催された「エンジニアの未来サミット」で使用された、プレゼンの上にustreamIRCを重ねてプロジェクターで表示する技法について話していただきます。宮原さんには独自開発しているOSCの出展者受付ツールについて、リクルートメディアテクノロジーラボの川崎さんには、9月にサービスを開始して中々評判のイベント運営ポータルATNDについて、それぞれ話していただきます。

4) パネルディスカッション「コミュニティの未来を語る」

トリのセッションは、id:hyoshiokさんに司会をお願いしてコミュニティ活動の今後を占うパネルディスカッションになります。パネラーはこれまでのセッションにも出演しているOSCの宮原さんのほかに、まっちゃ139/まっちゃ445を主催されているまっちゃだいふくさんと、PHP勉強会をはじめ日本PHPユーザ会の活動にも参加しているゆどうふさんに加わっていただきます。この手のセッションは客席からの丁々発止が面白そうなことが想像できます。


どうです、面白そうじゃありません? 上にも書いたように参加費がちょっと高いのが申し訳ない点ですが、各セッションの中身はどれも楽しめるものばかりになったと思います。


たぶんこのタイトルでイベントをやるのはこれ一回きりになると思います。なかなか省略形を決めるのが難しいイベントタイトルですが、

IT Community Impact! ってタグつけるのに略称欲しいな。イコパク? by koyhoge

http://wassr.jp/user/koyhoge/statuses/o4z6G5qNCI

wassrで省略形を募集したところ、

イコパ!なら違和感無い by yappotie

http://wassr.jp/user/yappo/statuses/Z3p0I0Ll9p

id:yappoさんより提案を受けてなかなかよさげだったので、公式サイトには載りませんが、このイベントの公式タグは「イコパ!」に勝手に決めさせていただきました。


興味のある方は参加申し込みしていただけるとありがたいです。

「CEATECとデジタルコンバージェンスの未来」とヤマハの戦略

http://flickr.com/photos/koyhoge/2848706678/

2008年9月8日(月)にAMNのブロガーイベント「CEATECとデジタルコンバージェンスの未来」に参加しました。とっくに旬は過ぎましたが、ちょっと思ったことがあるので今更エントリを起こします。


すでにいくつもレポートがあがっていますが、全体の構成はこんな感じ。

  • CEATECに関する説明
  • ヤマハの最先端の取り組み
  • ワークショップ「2011年のCEATECには、どのような取り組みや仕掛けがあるとよいか」

展示会の価値とは

さて、展示会です。かつては、一日たっぷり会場を歩き回ってへとへとになりながらも、十分な満足感が得られた展示会。昨今は展示会に向かうモチベーションがあまり上がらないのは私だけではないと思いますが、今回のイベントで話されることの根底にも、常にその問題があったように思います。つまり、情報だけならばインターネットでいくらでも取得できる時代に、あえて展示会に足を運ばなければ得られないものは何か?


なにもこれは展示会に限った話ではなく、私が裏方をやっているような草の根イベントにも通じることなんですよね。ustreamやニコ動で、記録映像的なイベント疑似体験は誰でも簡単にできるようになりました。でもそれを越えて実際に会場に足を運ぶ人は大勢います。何がモチベーションになって、実際にその場にいることを望むのか? もっと話を広げれば、人はなぜ音楽CDを買うだけじゃなくてライブに行くのかとか。


そう、話は簡単なんです。実際に行ってみれば、疑似体験で得たものと実際にその場で得たものは、似ているようでまるで違うというのはすぐに分かる。でもそれは行った人でないと分からないものですよね。かつての展示会は「情報をいち速く得る」ということが、その場に行かないと得られないものでした。それがネットで代替できるようなった現在、現場に行く事の価値は、現場でしか得られないコミュニケーションに移っていると思います。


展示会を始めとするリアルイベントの今後はどうなるのか? 体験・経験を過剰に提供するパビリオン化するのか、会話が重要視されるキャバクラ的な発展をするのか、それとも参加者同士が結びつくきっかけとなる出会い系になるのか、方向は色々考えられるでしょうが、情報そのものが主役になることはどんどん減っていくでしょう。

ヤマハは的確に時代の流れを読んでいる

イベント内のかなり多くの時間でヤマハの方の講演がありました。その場でデモをされた「オンラインVOCALOID」や「オートボコーダーボックス」は4月の「音楽会議3」のときにすでに見ていたので特に驚きはなかったんですが、「BODiBEAT」のデモは初めて見たので興味深かったです。これは腕につけるMP3プレイヤーです。モーションセンサーを内蔵し、そのときの腕の振りに合ったテンポの曲を自動的に再生します。イベントでは触れられていませんでしたが、心拍数をモニターし走りに合った曲を選ぶこともできるそうです。


実は音楽会議3の際に、私が参加したグループで考えたアイディアがこのようなものでした。散歩する際に、自分の足のテンポで音楽が自動でなってくれると、きっと気持ちが良いんじゃないかということで考えた「さんぽてんぽ」というアイディア。その時点で1年以上前に実現されていたんですね。


ヤマハの杉井さんは、BODiBEATは実は楽器だといいます。これをつけて走っていて、ごくまれに自分の走りのテンポに完璧に合う瞬間が来る、このライブ感はジャズセッションでぴったりくるのと何も違いはない、と。見方を変えればこれは演奏しているとも言えるのではないか。


限られた一部の発信者とその他多くの受信者、というこれまでの時代から、誰でもクリエイターになり情報発信する時代に、ものすごいスピードでなだれ現象が起きているのが現在だとヤマハは捉えており、その発信者を技術でサポートするのがヤマハのミッションだときっぱり明言されました。


UGCCGMWeb2.0だと言われながらも、一般の人の創造性を大会社が本気で信じている例はさほど聞きません。もちろんヤマハが、楽器という直接一般人の創造性に寄与するビジネスをしているというのもあるのでしょうが、まだネットの一部でしか始まっていない時代の流れを的確に捉えているのはさすがだと思いました。

おまけ

今回のイベント参加者には、今年のCEATECのプレスパスで参加できるよう取り計らってもらえるそうですが、私は多分展示会に行っている時間がないのでプレスパス申し込みはしてません。

8/7にPHP4さよなら宴会前夜祭をやるの巻

http://serif.hatelabo.jp/27a0399c002b8ea64ea966183fc15aa2b97cfc7d/36921bf74b6a441406010de719dbc29094fb0c01


PHP4送別会の日程が熾烈なアンケートバトルにより8/8に決定したようです。同日開催の某技評イベントに申し込んでしまった人が大量発生涙目状態なので、せっかくだから8/7にも宴会を執り行いたいと思います。


参加希望者はこのエントリにコメントしてください。これから店を探して予約するので、〆切は7/31 17:00とします。

参加者リスト: 締め切りました、以下で確定。

  1. id:koyhoge
  2. id:sakaik
  3. id:nazone
  4. id:i_ogi
  5. id:zatsubun
  6. id:a98
  7. id:kaz_29
  8. id:shiotty
  9. id:masatobito
  10. id:aked0n
  11. id:elf
  12. lllnorikolll

(土壇場で2名追加)

2008/08/02追記:
店が決まりました。

神田 肉家焼肉 ゑびす本廛 8/7 19:00から。

小山で予約してます。

Ruby会議2008とYuguiさんのサイン

この週末は、金土日と3日間「Ruby会議2008」に参加してきました。一昨年、昨年のRuby会議は、チケット獲得競争に負けたり、どうしても外せない用事と重なったりして参加できなかったので、今回初参加だったりします。


いやー、細かいところまで気配りが行き届いていて、とても楽しいイベントでした。


それはさておき。会場内のジュンク堂書店のブースで「初めてのRuby」が先行発売されていたので買いました。1日目90冊 + 2日目50冊の持ち込み分がすべて完売していました。すげー。

http://flickr.com/photos/koyhoge/2603821195/

会場では作者のYuguiさんのサイン会が開催されてまして、最後尾札が出るほどの盛況ぷりでした。


今回のワンオブベスト名言賞を「お前は何もわからんのだから黙ってろ 」という、実にすがすがしくも力強い台詞で受賞したともっぱらの評判のYuguiさんです。お願いしてその名言をサインに入れていただきました。

http://flickr.com/photos/koyhoge/2603822077/

おお、なんと神々しい。落ち込んだときはこれを見て自分に活を入れようと思います。