「”ケータイするGoogle”docomo PROシリーズ HT-03A Touch&Tryイベント」に参加した
AMNのブロガーイベント「”ケータイするGoogle”docomo PROシリーズ HT-03A Touch&Tryイベント」に参加してきました。最初の定員が50名だったところ応募者殺到で、枠を70名にまで増やしても結局150名以上の応募があったそうです。なんと倍率2倍、さすがに注目を浴びてますねー。
Google Developer Day 2009に行って通称GDDPhoneを貰って以来、Android端末に魅了されてきている私だったりします。AMNブロガーイベントに参加しても、一向にブログエントリを書かない不良ブロガー状態が続いていたため、さすがにそろそろ愛想をつかされて落選するかなと内心ドキドキしつつ申し込んだのですが、なんとか当選させていただいたので喜んで参加してきました。
イベント自体の内容は、いち早くレポートをされたネタフルさんあたりを見ていただくとして、今回のイベントで貸し出されたHT-03Aで気づいたところなどを書いておこうと思います。
GDDPhoneと違い、背面の「with Google」ロゴを見るとちょっとグッと来ます。
Google Mapsが最新版ではない
2009年6月14日にGoogle Maps on Androidの最新版リリース(バージョン3.1.0#3170)がアナウンスされましたが、今回貸し出された端末に入っているものは旧版のようでした。
ドコモの独自アプリ「ポケット羅針盤」がプレインストールされている
これは4つ(見方によっては5つ?)の機能が含まれた統合アプリケーションです。
- 「Compass」ライクな方位磁石
- 「Google Sky Map」ライクな天体表示
- 傾きセンサーを利用した水平器
- モードを変えるとカメラにオーバーラップしたHUDのような形で表示される
- 自分の向いている方向にあるランドマークと距離を表示
どの機能も良くできていました。
iWnn は案外すごかった
GDDPhoneを入手して、ケータイ式の日本語入力にどうにも慣れずにさくっとSimejiに乗り換えてしまっていたのですが、今回HTC Nipponの田中さんのデモで、iWnnにもなかなかどうして素晴しい補助機能があることを初めて知りました。
ワイルドカード入力機能というのですが、文字を途中まで入力して右カーソルを押すと押した数だけ○が追加されます。そのトータルの文字数によって変換候補を推測するというものです。一例を挙げると
いん
まで入力したところで「→」(右カーソル)を7回押すと
いん○○○○○○○
となるのですが、ここで入力した文字数から推測して「インターナショナル」が変換候補に現れるというものです。なかなかのアイディアものです。
他にも会場で他の参加者の方と話した内容で、Androidのプログラム実行モデルがきちんと解説されなかったので、その方はマルチタスクに関して混乱しているような感じがしたのですが、それに関しては明日エントリを書きます。
「CEATECとデジタルコンバージェンスの未来」とヤマハの戦略
2008年9月8日(月)にAMNのブロガーイベント「CEATECとデジタルコンバージェンスの未来」に参加しました。とっくに旬は過ぎましたが、ちょっと思ったことがあるので今更エントリを起こします。
すでにいくつもレポートがあがっていますが、全体の構成はこんな感じ。
展示会の価値とは
さて、展示会です。かつては、一日たっぷり会場を歩き回ってへとへとになりながらも、十分な満足感が得られた展示会。昨今は展示会に向かうモチベーションがあまり上がらないのは私だけではないと思いますが、今回のイベントで話されることの根底にも、常にその問題があったように思います。つまり、情報だけならばインターネットでいくらでも取得できる時代に、あえて展示会に足を運ばなければ得られないものは何か?
なにもこれは展示会に限った話ではなく、私が裏方をやっているような草の根イベントにも通じることなんですよね。ustreamやニコ動で、記録映像的なイベント疑似体験は誰でも簡単にできるようになりました。でもそれを越えて実際に会場に足を運ぶ人は大勢います。何がモチベーションになって、実際にその場にいることを望むのか? もっと話を広げれば、人はなぜ音楽CDを買うだけじゃなくてライブに行くのかとか。
そう、話は簡単なんです。実際に行ってみれば、疑似体験で得たものと実際にその場で得たものは、似ているようでまるで違うというのはすぐに分かる。でもそれは行った人でないと分からないものですよね。かつての展示会は「情報をいち速く得る」ということが、その場に行かないと得られないものでした。それがネットで代替できるようなった現在、現場に行く事の価値は、現場でしか得られないコミュニケーションに移っていると思います。
展示会を始めとするリアルイベントの今後はどうなるのか? 体験・経験を過剰に提供するパビリオン化するのか、会話が重要視されるキャバクラ的な発展をするのか、それとも参加者同士が結びつくきっかけとなる出会い系になるのか、方向は色々考えられるでしょうが、情報そのものが主役になることはどんどん減っていくでしょう。
ヤマハは的確に時代の流れを読んでいる
イベント内のかなり多くの時間でヤマハの方の講演がありました。その場でデモをされた「オンラインVOCALOID」や「オートボコーダーボックス」は4月の「音楽会議3」のときにすでに見ていたので特に驚きはなかったんですが、「BODiBEAT」のデモは初めて見たので興味深かったです。これは腕につけるMP3プレイヤーです。モーションセンサーを内蔵し、そのときの腕の振りに合ったテンポの曲を自動的に再生します。イベントでは触れられていませんでしたが、心拍数をモニターし走りに合った曲を選ぶこともできるそうです。
実は音楽会議3の際に、私が参加したグループで考えたアイディアがこのようなものでした。散歩する際に、自分の足のテンポで音楽が自動でなってくれると、きっと気持ちが良いんじゃないかということで考えた「さんぽてんぽ」というアイディア。その時点で1年以上前に実現されていたんですね。
ヤマハの杉井さんは、BODiBEATは実は楽器だといいます。これをつけて走っていて、ごくまれに自分の走りのテンポに完璧に合う瞬間が来る、このライブ感はジャズセッションでぴったりくるのと何も違いはない、と。見方を変えればこれは演奏しているとも言えるのではないか。
限られた一部の発信者とその他多くの受信者、というこれまでの時代から、誰でもクリエイターになり情報発信する時代に、ものすごいスピードでなだれ現象が起きているのが現在だとヤマハは捉えており、その発信者を技術でサポートするのがヤマハのミッションだときっぱり明言されました。
UGCだCGMだWeb2.0だと言われながらも、一般の人の創造性を大会社が本気で信じている例はさほど聞きません。もちろんヤマハが、楽器という直接一般人の創造性に寄与するビジネスをしているというのもあるのでしょうが、まだネットの一部でしか始まっていない時代の流れを的確に捉えているのはさすがだと思いました。
おまけ
今回のイベント参加者には、今年のCEATECのプレスパスで参加できるよう取り計らってもらえるそうですが、私は多分展示会に行っている時間がないのでプレスパス申し込みはしてません。
AMN第4回ブログ勉強会の動画を公開
AMN第3回ブログ勉強会の動画を今更公開
今更ですが2008年2月22日に開催された「AMN第3回ブログ勉強会」に参加した際に録画した、セッションの動画を公開します。
勉強会開催直後に公開するつもりだったのですが、いろいろイベントなどが続いてなかなか時間がとれず、完全に旬を逃してしまいました。ご容赦ください。
セッション1: 「ブログを続ける上で心がけていること」 大橋悦夫さん(シゴタノ!)
セッション2: 「ブログと読みやすさ」 小林啓倫さん(POLAR BEAR BLOG)
http://video.google.com/videoplay?docid=-7223862439331739271
セッション3: 「ブログと写真とFlickr」 いしたにまさきさん(みたいもん!)
セッション4: 「海外のアルファブロガーに学ぶ」 mehoriさん(Lifehacking.jp)
http://video.google.com/videoplay?docid=-6836827073477891114
AMNブログイベント Vol.6「ブログと広告」
10/18は昼間にMiAUの設立発表会に参加し、夜はAMNのイベント「ブログと広告」に参加して、自分的にはまさに津田大介さんデーだったわけです。
AMNのイベントの方は、いつもの徳力さんの司会のもと、Ad Innovator編集長でありAMNの取締役の一人でもある織田浩一さんと、音楽配信メモの津田大介さんを迎えて、ブログと広告の関係について広く議論するという内容でした。
AdSenseやアフェリエイトなどから始まって、ブロガーの心構えやペイパーポストに関してなど、幅広い話題が語られました。もちろん結論が出るような話題でもないのですが、内容を広げすぎたせいか発散しすぎた感じはします。ただ音楽配信メモの裏話など、ブログ運用に関する興味深い話をいろいろ聞けたのは収穫でした。
例によって動画を撮ってきたので公開します。
part 1:
part 2:
part 3:
part 4:
part 5:
part 6:
part 7:
part 8:
part 9:
part 10:
part 11:
MBTブロガーミーティング
更新をサボってたら、2連続でAMNイベントネタになっちゃいました、すいません。
ということで10/04に開催された「MBTブロガーミーティング」のレポートです。
MBTは、現在の「普通の靴」の常識をくつがえし、どうすれば自然に立てるのか、どうすれば自然に歩けるのか、とことん考え抜いた上に開発されたシューズです。
とにかく、きちんと「立つ」こと、きちんと「歩くこと」がこんなにも奥が深いものなのかと、自分の考えが大きく影響を受けた2時間でした。
説明していただいたエバニューのトレーナーの方々も、プロのデモンストレータかと思うほど話がうまく、あっという間に時間が過ぎていました。
最初のうちは聞きながらメモを取っていた私ですが、この話はまるごと全部動画アップしたほうがいいだろうと途中から気づきまして、デジカメを動画モードに切り替えてずーっと撮りっ放しにしてました。たまたま席が最前列だったので、トレーナーの方々の話術や、もちろん話の内容も余すところなく楽しめると思います。なにせ気がついたのが途中からなので、最初に語られた肝心の基本的な解説は含まれていませんが、その辺はおそらく他のブロガーの方々がレポートしてくれることでしょう。
part 1: 足首の自然なポジション
part 2: 健康器具としてのMBT
part 3: ハイヒールの正しい履き方
part 4: 靴底の補修。質問しているのは私です。
part 5: MBTでランニング
part 6: 正しい座り方
part 7: 老齢の方にも勧められる?
part8: クチコミとブログ
今回初めてiMovieでの動画編集にチャレンジしましたが、なかなか手軽に使えたので今後もこのパターンは続けていこうと思います。
今回のイベント参加者には、MBTシューズが一足モニターとして送っていただけることになっています。今から到着が楽しみです。
AMNブログイベント「ブログとコンピュータ」
9/13 19:30から開催された「AMNブログイベント第五弾は『ブログとコンピュータ』」に参加してきました。
セッションの前半は、Going My WayのkengoさんとIntelのマーケティング本部長の江田麻季子さん(後にトレッキーであることが判明)のパネルディスカッション、後半は参加者が6つのチームに分かれて「2010年に欲しいコンピュータを創造する」というテーマでポスターセッションを行いました。
セッション中の参加者席では、チップのウェハー、UMPC、コンセプトモデルのモックアップなどが回覧され、自由にいじることができました。
後半のセッションでは、私が参加したチームは「寝たままコンピューティング」というコンセプトで妄想を膨らませまして、
- 病院に入院した人がノートPCを持ち込んだりするけど、寝たままの操作は大変。
- 入院でなくても、普通に布団やベッドに寝転がりながらノートPCを使う人は多いはず。
- ならば寝たままでも使いやすいのはどんなコンピュータか?
ということからチームで考えをめぐらせ、
- 自分の見た方向に自動的に投影するプロジェクタを使えば?
- いっそのこと、壁と天井を全部モニターにしてしまえ
- 入力はキーボードはやめて、空間にジェスチャーで指示。
- スタートレックのホロデッキよろしく、入院したままで世界中を旅行した気分を味わえます。
なんて形にまとめたのですが、残念ながら入賞とはなりませんでした。
やっぱり今ひとつインパクトが弱かったですね。
インテルはCPUなどのチップの開発のほかに、コンピュータの利用シーンを拡大するために様々なハードウェア・ソフトウェア開発を行っているのは知っていましたが、そのほんの一部を垣間見ることができた感じでした。
帰りにインテルさんからいろいろお土産をもらいましたが、その中の一番のヒットは
Intel Core2Duoどら焼き!
Core2Duoなので、あんこの中には栗が2つ入ってます。
とてもおいしくいただきました。