LL Ring Recursiveで「エンジニア不足はいつまで続くのか」というセッションをやります
いよいよ LL Ring Recursive が開催される9月5日が来週に迫ってきました。
「エンジニア不足はいつまで続くのか」を企画した経緯
私は今回、「エンジニア不足はいつまで続くのか」というパネルディスカッションのセッションを企画しました。
カンファレンスや勉強会で、発表者のスライドの最後に「エンジニア募集中」「We're hiring!」という文章が当たり前に踊るようになってどのくらい経ったでしょうか。2000年代後半のソシャゲブームがはじまった頃には、すでにWebエンジニアの獲得競争が加熱していて、GREE や DeNA の高額な人材紹介料が話題になったものです。
あれから世の中ではクラウドが一般的になり、ビッグデータや機械学習などの新たなトレンドも加わって、相変わらず Web 業界では人材不足が続いています。知人の会社から「どこかに良いエンジニアはいないでしょうか?」という問い合わせが来る頻度も、時とともに増えている印象です。
業界的に深刻な人材不足が続いているにもかかわらず、それが解消される気配が一向にない。もちろん様々な理由があるのでしょうが、もはや皆がそういうものだとあきらめムードに入っている感じもあります。雇われる側のエンジニアにとっては良い状況が続いていると言えなくもないのですが、加熱しすぎた人材獲得戦にはどこか歪んだものを感じてしまうのも確かです。
ということで、この辺りで冷静に状況を俯瞰して見て、Web 人材業界では今何が起きていてこれからどうなっていくのか、様々な視点から考察してみようというセッションを企画してみました。
登壇されるのは以下の方々です。
エンジニア向けの Web メディアを運用しエンジニアの転職事情にもお詳しい、エンジニアType 編集長の伊藤健吾 @itoken0226 さん
本イベント的にはナイスなタイミングでクラウドパックを退職されフリーランスとなった吉田真吾 @yoshidashingo さん
従来の就職の形にとらわれず新しい働き方を模索しているクラウドワークスの吉田浩一郎 @yoshidaCW さん
もちろん私も司会者として登壇します。
このセッションを企画するにあたり、各種の統計資料や IPA が毎年発表している「IT人材白書」なども読み込んでみたのですが、ここで扱われる IT 人材は、大規模案件の下請けやいわゆる SI ビジネス的なものも多く含んでいて、少し自分の興味とは違うなぁと思っています。今回のセッションは、おそらく参加者の多くが居るであろう、Web 業界、インターネット業界に対象を絞って議論を進めたいと考えています。
鹿野さんデザインの当日パンフレットを見逃すな
Maker Faire Tokyo 2015 後の燃え尽き症候群から復活したスタッフの鹿野恵子さんが、当日パンフレットのデザインを昨晩仕上げてきました。すげーなんだこれww プロレス会場で行われるイベントに相応しすぎるスポーツ新聞チックなパンフレットです。
ぜひともイベントに参加してパンフレットをゲットしていただきたいです。チケットは Peatix で3,000円で販売中です。