「REALFORCE R2 PFU Limited Edition」はスペーサーを使うと味わい深い

この角度で撮ると大き目に見えるw #HHKB REALFORCE

※ 関係性の明示:

筆者は6月5日に開催された記者発表会に無償にて参加し「REALFORCE R2 PFU Limited Edition 黒」をモニターとして頂いています。またその後に開催された「HHKB ユーザーミートアップ vol.2 with 東プレ」の運営に関して PFU より委託費を頂いています。

6/5 に開催された PFU と東プレの新製品発表会に参加してきました。そこで発表されたのは「REALFORCE R2 PFU Limited Edition」です。

US 配列の無かった REALFORCE R2

昨年9月にREALFORCE が R2 としてアップデートされたことはニュースとしては知っていたのですが、ラインナップに US キー配列がなかったこともあって、あまり興味の対象にはなってなかったのです。

www.4gamer.net

で今回の PFU Limited Edithion ですが、US 配列も(少し発売が遅れるものの)製品に含まれるのはターゲットを考えると当然なわけで、ひょっとすると今回の PFU 版が決まっていたから、昨年の R2 初期ラインナップは JP 配列のみだったのかなぁなどと勘ぐってしまいます。

ということで、US 配列好きが多いソフトウェア開発者にとっては、断然こちらが本命ですね。

R2 はキースペーサーでタッチが全く変わるよ

記者発表会は 16 時前には終了し、その後に控えるミートアップまで時間があったので、どうせならとモニターとして頂戴した REALFORCE にキースペーサーを仕込んでみました。スペーサーは 2mm/3mm 厚の2種類が付属していますが、会場の展示品に 2mm 厚を仕込んだものがあったので、こちらは 3mm にしてみました。

キートップを外すのは専用の工具が付属しているのでそれを使います。最初は慣れてないのでちょっともたもたしますが、すぐに慣れて調子よくペースが上がっていきます。ぽちぽちとキーを外すこと約15分、メイン部分のキートップを外し終えて、スペーサーを敷き、再びキートップをポチポチ嵌めます。外すのに比べると嵌めるのはずいぶん早いw

3mm スペーサーを仕込んだキーボードは、全く別物のキータッチでした。自分はわりかし深めのキータッチが好みなので、スペーサーのないオリジナルのタッチの方が正直好きですが、浅いキータッチが好きな人は試してみる価値はあるでしょう。

この手法が使えるのも、物理的なスイッチを持たない東プレの「無接点静電容量キースイッチ」ならではなんですね。キーを押し込んだどの時点でオンにするかを変更できる「APC (アクチュエーションポイントチェンジャー)」機能と併用することで、自分の理想とするキーストロークに近づけることができます。こういうカスタマイズの方法もあったのかと、そのアイデアに舌を巻きました。

キーボードの世界は開拓されていない手法がまだまだあるんですねぇ。