アドベントカレンダーと勉強会文化

クリスマスが過ぎ、各コミュニティで開催されていたIT系アドベントカレンダーもみな一段落したようです。自分も今年は PHP Advent Calendar jp 2011Symfony Advent Calendar JP 2011に参加して、それぞれ記事を書かせてもらいました。
特に Symfony の方は、成り行きで取りまとめ役になってしまい、運営サイドのやきもきもちょっと経験できましたw。


昨年くらいから盛り上がりを見せてきたIT系アドベントカレンダーですが、gihyo.jp さんの記事によると、今年はものすごいことになっています。

本日12月1日より,プログラマ有志による2011年の技術系Advent Calendarが各所ではじまる:インフォメーション|gihyo.jp … 技術評論社

1ヶ月弱という短い期間に、これだけ大量の技術記事が一気に投入され、ノウハウが共有されアーカイブされていくのですから、日本は凄いところに来たなぁと割りとマジで思います。


その基板になっているのは、ここ5年くらいで徐々に広がってきていた勉強会文化(もう文化と呼んじゃっていいよね)が熟成させてきたIT系コミュニティなのでしょう。かつて勉強会ムーブメントを目の当たりにしたときに、これはひょっとして日本の社会を変えるんじゃないかと考えて「IT Community Impact!」というイベントを企画したりしました。

IT Community Impact!というイベントをやります - Blog::koyhoge

最近のこの手の盛り上がり方を見てると、日本人は情報発信が苦手なんて誰が言ったんだろうと思いますw。お祭り好きで自分の好きな事を話したり聞いたりするのが好きな日本人像に、割りかし明るい未来が見えたりするのは自分だけでしょうか?