WISH2009をQikで中継してみた

ということで8/21(金)にWISH2009に行ってきました。会場には15分くらい前に到着しましたがすでに6割ほど埋まっていて、さすが人気ぶりを伺わせていました。


今回、電源が確保できたならばQikによる動画中継をやってみようと密かに思っていました。そのため会社から一緒に会場まで来たokdtさんと離れて、電源が取れそうな席を探してうろつきます。幸いUstream, ニコ生をやってる方々のすぐ後ろの席が空いていたのでそこを確保して、持って来た電源タップで無事に電源も分けていただくことができました。

Qikとは

Qikは携帯端末専用の生中継配信サービスです。カメラ付きの携帯電話にQikのアプリケーションをインストールするだけで、そのカメラからUstreamのようなライブストリーミングが行えます。
サポートしている端末は、国内ではWindows MobileBlackBerryiPhoneAndroidなど。詳しくはこちら


私はここ一ヶ月ほど、Google Developer Dayで配られたAndroid携帯=通称GDDPhoneに、iPhoneのSIMを差してパケット定額化したものを持ち歩いているので、これはチャンスとばかりにQik生中継に挑戦してみたのでした。


結論から言うと、ものすごく簡単に中継できました。これはすごい! 下の写真が中継中のGDDPhoneを携帯電話のカメラで撮ったものです。本当に携帯端末にで電源を差しただけで全部なことがお分かりいただけると思います。
http://www.flickr.com/photos/koyhoge/3847930702/

会場で会ったshin1x1さんにも説明したところ「これで大阪で勉強会やっても中継できるでー」と言っていただけました。


持ち歩く際に気になるバッテリー残量も、電源を確保できている状態なら気になりません。ただし、さすがにほぼ2.5時間中継し続けだったので、イベントが終わった状態でバッテリ残量が65%になっていました。充電の速さよりもQikの中継に必要な容量の方が大きいということでしょうか。

Qikで録画した動画

Qikで中継した動画は、何も設定しないとそのまま蓄積されて後から見ることができます。


動画は embed な状態で他のページに貼り込むこともできるのですが、はてダでは現在ダメなようなのでリンクだけ貼っておきます。

WISH 2009 1 of 3
WISH 2009 2 of 3
WISH 2009 3 of 3


画質、音質はさすがにそこそこなレベルですが、これは端末自体の性能にも左右されます。GDDPhoneことHTC Magicの動画撮影性能はそれほど高くないので、もっと動画性能の高い端末を使えばきれいに撮れるだろうことがQikにアップされている他ユーザの動画を見ると分かります。


あとやはり三脚が欲しいですね。吸盤つきのゴリラポッドが間もなく出るそうなので、見つけたら購入するつもりです*1

*1:吸盤アタッチメントキットだけで売ってたので注文しちゃいました。http://joby.com/store/gorillamobile/original/#gp1_mobilekit