日本OSS貢献者賞に選ばれました

  • 「2007年度日本OSS貢献者賞」の受賞者(4名、50音順)
    • 小山 哲志(こやま てつじ)氏 :日本PHPユーザ会における技術者育成をはじめとしたOSS普及促進への貢献
    • 笹田 耕一(ささだ こういち)氏:Rubyを高速化するシステムYARV(Yet Another Ruby VM)の開発をはじめとしたOSSへの貢献
    • 佐藤 嘉則(さとう よしのり)氏:組込み向けCPUへのLinuxの移植をはじめとしたOSSへの貢献
    • 松本 裕治(まつもと ゆうじ)氏:日本語形態素解析システム「茶筌(ChaSen)」の開発をはじめとしたOSSへの貢献
http://www.ipa.go.jp/about/press/20071012.html

ということで、2007年度の日本OSS貢献者賞を頂くことになりました。あ、ここではまだ本名は出してなかったでしたっけか。一番上です。


正直に書くと、賞を受けるかどうかは結構迷いました。
コミュニティ支援的な面から言えば、私よりも受賞にふさわしい人はいくらでもいますし、自分として中途半端になっているコミュニティ作業がいくつもあって、そんな褒められた状況じゃねーよ、という思いもあります。


でも、他の人のほうがふさわしいとか皆が言いはじめたら、たぶん誰も受賞する人がいなくなってしまうのは明らかです。またイベント運営などの、直接的なソフト開発ではないOSSへの貢献というものは、あまり一般に評価されないことが多いので、これを機会にその部分に光が当たればいいなという考えもあって、若干の気恥ずかしさはあるものの受賞をお受けすることにしました。


趣味として草の根イベントの裏方に関わって20年近くになりますが、そこで得られたものは公私共に確実に自分の一部分になっていると感じます。こういった形で裏方的な役割にも評価をいただくことは、同様に頑張っている多くの仲間の励みにもなるのではないかと思います。


どうもありがとうございました。